■原産地; | BC州オカナガン地方ケロウナ市 |
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■生産元; | セントヒューバータス |
■品種; | V.Q.A ピノブラン100% |
■アルコール度; | 11.8度 |
■容量; | 375ml |
■味わい; | 甘口 |
■生産本数; | 2,688本 |
産地: カナダ ブリティッシュコロンビア州 ケロウナ St.Hubertus Estate Winery Late Harvest Wine Pinot Blanc 2021 |
極上のデザートワインとして知られるアイスワインは、収穫時の気温がマイナス8〜15度の間という厳しい規定があります。天候に左右されるため、ワイナリーでは、極一部のブドウを事前に収穫してワインにします。 それが、レイトハーベストワイン(遅摘みブドウ)です。いわゆるアイスワインの弟のようなワインです。収穫時の気温はマイナス5度前後ですから、アイスワインのような濃厚な甘さにはならない特徴があります。 しかし、このレイトハーベストは、ほとんどアイスワインと遜色ありません。しかも、極少規模の生産数のため超限定品でわずか2688本しか作れませんした。 前のビンテージが2012年でしたので、今回の2021年産まで9年間作られることがなかったという意味では、幻のワインと言っていいでしょう。 しっかりとしたアイスワインに負けない芳醇な甘さをお楽しみいただけます。 |
超地産地消ワインとは・・・ 毎年造られるワインは地元の市場だけで完売してしまいます。大量生産を避け、確実に現地市場だけで完売させることがカナダ産ワインの特徴です。そのため日 本の市場に出回ることがありません。私(滝澤)は1999年からこのワインの産地に住み、ワイナリーと交流を深め、生産数の限られた貴重なワインを日本に 輸出しています。 |
本来、アイスワインにするためにマイナス8度以下で収穫する氷結ブドウ
なのですが、 マイナス8度に達しない暖冬の年だけに限り、この甘口デザートワイン(Late Harvest Wine)
が誕生します。甘さの強いアイスワインに対して、このデザートワインは軽やか、かつさわやかな天然の甘さをお楽しみいただけます。 しかし、生産量が少ないカナダ・オカナガン地方のワインは、産地のカナダの人々によって消費されてしまいます。そのため日本に輸入されることがありませ ん。 生産数わずか2000本あまりの超希少品を、ぜひこの機会に味わって頂きたいと願っております。 デザートワインとは? 真冬に収穫することによってブドウの糖度が高まり、抽出された甘い果糖エキスだけを醸造したワインがデザートワインとして誕生します。 暖冬の年にしか産まれない超希少品 本来であればマイナス8度以下に達してアイスワインになりますが、暖冬の年はアイスワインにならず、この甘口デザートワインとして産まれます。そのため、 暖冬の年にしか産まれない超希少なワインとしてマニアの間で注目を集めています。今回のデザートワインは、2021年の暖冬の年に産まれたデザートワイン です。 生産数わずか2688本の超レア品 真冬に収穫するまでの間に鳥や鹿の餌食になってしまうことから、ワイナリーにとって大変リスクの高い製法です。野生動物に食べられてしまうことから、生産 量は極めて少なく、この2021年産はわずか2688本ほどしか作ることができませんでした。 オカナガン産ワインのため無農薬の天然ワイン オカナガン地方はカナダで唯一の砂漠気候です。熱く乾燥した気候のため、ブドウに病害虫が発生しません。そのため殺虫剤や農薬を一切使用しないオーガニッ ク製法による天然ワインとなります。もちろん、このデザートワインも無農薬ワインです! 「カナダでワインが作れるのですか?」 未だにこうしたご質問を受けることがあります。 「カナダは寒い国」というイメージが日本人の皆さまが抱いているためです。 しかし、カナダは日本の27倍の国土を有しているため、場所によって気候は様々です。 このデザートワインの産地であるオカナガン地方はカナダで唯一の砂漠気候です。 ハワイからカナダ西海海外に向かう暖流に沿って暖かい風が吹き込み、アメリカ・ネバタ州から灼熱の乾いた熱波が北上し、2つがぶつかる場所が、ここオカナ ガン地方です。 そのため、カナダの中でこの地方だけが局地的に熱くなり、乾燥し澄み切った空気に包まれるワインのパラダイスとして世界的に有名なのです。 世界的に注目されるオーガニックワインの産地 乾燥した気候のためブドウに付く病害虫が発生しません。そのため、一切の農薬や殺虫剤を使わないオーガニックのワインが作られるのです。もちろん、このデ ザートワインもオーガニックワインです。 超地産地消のワイン産地 オカナガン地方には大小200以上のワイナリーがありますが、生産量が需要に追いつかず、基本的に海外へ輸出をしていません。カナダ国内で完全に消費され る超地産地消のワイン産業です。 そのため一般的に日本の市場に出回ることがないため、結果として日本の皆様がカナダ・オカナガンワインを日本で見かけることが無いというわけなのです。 |