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試飲レポート Vol.7

アイスワインの試飲レポート vol. 061 - 070


 VOL-066
Summerhill Pyramid Winery
ICE WINE Chardonay 2006
10年に一度あるかないかという当たり年の2006年産のアイスワインです。アイスワインの品種はドイツ系品種が多いですが、このアイスワインはシャルドネを使っています。シャルドネは個性のないのが特徴などと揶揄されますが、マンゴー、花梨を思わせる味わいが素晴らしく余韻もしっかり残ります。自社畑にてオーガニック栽培で育てられたブドウを使用。


 VOL-065
Rollingdale Winery
ICE WINE Pinot Gris 2004
新しくオープンした小さなワイナリーです。いったいどういう訳なのか、なんとピノグリでアイスワインを作ってきました。アイスワインに携わってきた私ですが、ピノグリのアイスワインは後にも先にもこれだけです。期待はしていませんでしたが、やはり香りが無く、酸味も強くアルコール度は14%もありますから、アイスワインの仕上がりとしては低いレベルと言わざるをえません。


 VOL-064
Summerhill Winery
ICE WINE Chardonnay 2004
ここ数年のサマーヒルのアイスワインを試飲する限り、年々、高い仕上がりでリリースさせて来ています。以前は雑な印象がありましたが、このシャルドネにしても、濃縮感は申し分なく、甘さのレベルも42度という高い数値を記録しています。正直いいましてシャルドネのアイスワインで美味しいものに出会ったことが無いだけに、相当なものだと言っていいでしょう。


 VOL-063
Mission Hill Winery
ICE WINE Vidal 2004
オカナガン地方のワイナリーは、多品種少量生産により、魅力的なアイスワインが多数生まれていますので、このアイスワイン程度の仕上がりでは特に感動もありません。はじめて体験する人ならともかく、愛好家やマニアにとってみると、どことなく弱い印象をうけます。濃縮感、甘さ、香り、すべてにおいてごく自然体ではあるものの、強いインパクトに欠ける印象です。


 VOL-062
Little Straw Winery
ICE WINE Schonburger 2003
2003年のビンテージは、暖冬の影響もあり、オカナガン地方全体でみる限り、アイスワインは決して当たり年ではありませんでした。ピーター氏のアイスワイン製法は時間をかけたボトル熟成に秘伝があります。このアイスワインも独自の勘で約2年半のボトル熟成を終えて、待ちに待ったリリースとなりました。素晴らしい味わい!完璧な仕上がりです。


 VOL-061
Sonora Winery ICE WINE
Pinot Noir & Pinot Blanc 2004
赤の品種のピノノアールと、白の品種のピノブラン、それぞれのアイスワインが完成した後に、60対40の割合でブレンドした赤白アイスワインです。赤と白をブレンドしたアイスワインというのは、私も初めての体験でした。甘さの濃縮感も抜群で、非常に丁寧に作られたことが実感できます。ひさしぶりに掘り出しもののアイスワインに巡り会えました。